Day 4 ルーさんと歩く山:上分/大中尾
なんでも2021年4月21日
冬を越して久しぶりの、ルーさんとその辺の裏山を歩くシリーズ。4/18(日)朝、上分/江畠の川沿いに集合。歩き始める前に、ヒカルさんが、アナムさんの息子くんの杖をつくって(つくらされて)います。
この日は昔の山道でなく、すこし古い林業の作業道を登っていった。アナムさんの家の犬も一緒。犬と歩く山の楽しさはなんだろう。嬉しさがある。人類は犬と一緒に生きてきたんだなあ、ってことか。
最初の休憩。アナムさんが、グロテスクなドイツのお菓子を振る舞ってくれた。美味しい。
犬、かわいいなあ…。さらに登ってゆくと、木々のあいだに大きな人工物が見えてきました。
積みかたがカッコいい。
石垣と蔵だけが残った古い家跡(蔵ってすごいね、時を越える)。当時周囲の杉はまだ植わっていなかっただろうから、向かいの山並みを目に、絶景の中で暮らしていたんだな。その人たちはその後どこへ移って、どんなふうに生き、その子どもたちはいまどこにいるんだろう。
仲良し。:-)
輝く新緑。
林立している草は「ヤブレガサ」(帰宅して妻に教わった)。さらに尾根沿いを登り、この日の目的地・大中尾へ。
山頂に、ちいさな神社がある。
とても簡素。壁なし。右隅に小さな宝物殿があって、覗くと小さなお神輿(みこし)が鎮座していた。これを担いであたりをねり歩いたり、神様をのせて里に降りたんでしょうね。
ルーさんは、ここは二度目。8年ぶりで、最初は林道をスーパーカブであがって来たんだ、と話していた。それにしてもかわいい。いい子、いい子だね。
下山。道のない斜面をみんなが自由に降りてゆく。バックカントリーのよう(行ったことないが)。道がないところを歩くのは楽しい。というか、林業の作業道は歩いていてもさほど楽しくないことが、今回よくわかった。
木の幹に名前。敷地境界。あの山口さん?
降りるルートが、少しわからなくなった。どうしよう会議。
なんの不安も感じていない、ココ先生。今日も楽しそうです。そうこうしているうちに下の川に出た。
8時に集合して、4時間で登って降りて、ちょうどお昼。午後は何事もなかったかのように別のミーティング。山の暮らしのよさですね。日常のすぐ横に山の中の世界がある。
6/12, 13にふたたび豊嶋秀樹さんが来て、今回は山中泊をふくむ山歩きを楽しむみたい。
西村 佳哲
にしむら よしあき/1964年 東京生まれ。リビングワールド代表。働き方研究家。武蔵野美術大学卒。つくる・書く・教える、大きく3つの領域で働く。元神山つなぐ公社 理事(2016〜21)。著書に『自分の仕事をつくる』(晶文社/ちくま文庫)、『ひとの居場所をつくる』(ちくま文庫)など。
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