神山町国際交流プロジェクト「オンライン国際交流」開催/神山中学校編

学び2021年12月22日

投稿者:秋山 千草

2020年、2021年と
連続して中止になった神山町国際交流プロジェクト訪問・受入プログラム。

しかし、「交流」だけは可能な形で続けていければと思い、
2020年に実施したオンラインでの交流を今年度も実施しました。(昨年度の様子はこちら

交流先は、オランダのピーテル・フルン校。
神山側は、神山中学校の3年生と城西高校神山校の2年生有志が参加。

中学校、高校、それぞれの交流の様子をこちらでお伝えします。

まずは、中学生たちの様子から。
10月のかみやまタイム(総合の授業)を使って、始まった国際交流の取り組み。
初回は、あべさやかさんからオランダに関することを学ぶ授業を1時間。
その後、5つのチームに分かれ、それぞれ伝えたいテーマを決めて、交流本番に向けてプレゼンを準備。

決まったテーマは、「車・徳島・藍染・アニメ・漫画」
中学生たちの興味関心が現れています。

それから、中学校内でのリハーサルを経て、迎えた交流本番。
「徳島」チームは阿波踊りのクイズを出題。
オンラインのため、身振り手振りを大きくしてクイズの回答を求めます。  

演奏可能なメンバーがいるとのことで、急遽お琴も披露。

他のチームは、youtubeを使って日本のアニメを紹介したり、藍染のグッズを披露したりと色々な道具を用いてプレゼン。

神山側のプレゼンの後は、オランダ側のプレゼンを聞く時間も。

オランダ側は、「教育・歴史・自然・食べ物・スポーツ」というテーマ。
オランダの生徒たちは、英語が堪能なのか、なかなかスピーディーなプレゼンで
理解が難しくポカーンとする中学生もいましたが。。。

終わった後に感想を求められ、受け取った部分だけでも頑張って感想を伝えていました。


何を話そうか迷っている神山の生徒たちを見て、笑顔で待っているオランダメンバー。

英語でなんといったら良いかわからない場面では、PCの翻訳機能を使い、
入力した日本語をPCに発音させて伝えているチームも。 


機械を使うと色々なコミュニケーションの方法があるなーと中学生の姿から学びました。

1時間というあっという間の時間でしたが、各チーム一生懸命伝えようする姿が印象的でした。

最後に、交流を終えた中学生たちからの感想です。

・オランダの人が日本の漫画を全く知らないことに驚きました。ALTの先生はよく知っていたし、クイズもある程度知っている前提で作っていたので、あまり伝わらなかったような気がします。〜(中略)〜フリートークの時、最初は混乱したけど、相手の質問に答えた後「How about you?」と聞けば続くことに気づいて良かったです。
・(オランダの人は)英語がペラペラでほとんど何を言っているのかわからなかったけど、最後まで楽しむことができました。自分たちのアニメについてのプレゼンも真剣に聞いてくれて、たくさん褒めてもらえて嬉しかったです。1時間があっという間でした。
・私が印象に残ったのは、オランダの人たちが東京オリンピックやオランダの有名なスポーツ選手を熱心に話していたことです。オランダには500万人ほどのスポーツをしている人がいるそうです。特に8歳から32歳までの人がよくしているらしいです。以前からオランダという国については知っていましたが、深く掘り下げて様々なことを知れたので、勉強になり楽しかったです。

○後編:城西高校神山校のレポートはこちら

 

秋山 千草

東京都練馬区出身。神山つなぐ公社ひとづくり担当。下分から鮎喰川沿いを自転車で走るのが心地よい。踊りと美味しいご飯が好き、そして大人だけど「遊ぶ」のが大好き。

秋山 千草の他の記事をみる

コメント一覧

  • 現在、コメントはございません。

コメントする

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * 欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください