ゴミの行く末を見に行きました(環境センター見学ツアー)
住まい2022年12月22日
こんにちは、移住交流支援センターの後藤です。
神山町環境センターに行ってきました。
環境センターは、地区ごとに集められたゴミを一手に引き受け・処理する施設です。
今回は3度目の環境センター見学ツアーでしたが、僕は初めての見学。
小学生の時に焼却場に行ったぶりのゴミ処理場です。
神山町農村環境改善センターに集合して、バスで出発。
広野から山道をどんどん登っていくと、開けたとこにつきました。
環境センター。
一望する外観は撮り忘れたのですが、結構広くていろんな場所がありました。
この子もいました。
案内は、神山町役場 住民課の吉川さん。
みなさんが見つめる先には、最終埋立場がありました。
さて、神山のゴミの行く末を見に行ったわけですが、
行く末はゴミの種類によってそれぞれです。
基本的には、ゴミ出しの区分ごとに行く末が変わります。
上の表の左側がゴミの種類、真ん中が処理過程、右側がゴミの行く末です。
この中で環境センターにて処理されるのは、真ん中で「環境センター」「リサイクルセンター」と表記されているもの。
環境センターにて処理を行われたのち、一部が最終処分場へと向かいます。
その最終処分場ですが、残りの容量が6,676m3です。3年前の見学では、残り容量は7,162m3でした。
つまり、1年で162m3ずつ埋めている計算になります。(162=(7162-6676)/3)
3年前には、年間500m3の埋め立て量だったので、約3分の1にも抑えられています。
これは、なにより住民課・環境センターの職員さんの努力あってこそです。
埋め立て量を減らすために施策を組んだり作業をされているからです。
たとえば小型家電の処理方法を変えたりとか。
以前は緑のシュレッダーで粉砕していました。(←以前のツアーのレポートでくわしく紹介しています)今年から外部業者に処理を依頼しています。技術の進歩でリサイクルできるものが増えているみたいです。
作業の様子を撮らせてもらいました。
この日は「その他の不燃ごみ」の回収日。1日でこの量!
袋の中には「燃えるゴミ」や「リサイクルプラ」に分類すべきものが混ざっていたり、
分解が必要なものがあったり、それらを手で作業してらっしゃいます。
住民課の吉川さんも、とても丁寧に説明をしてくださりました。
参加者からの熱心な質問に対して、真摯にご対応くださいました。
こうした努力の結果、神山町はリサイクル率が 48.9%ととても高いのです。
(全国平均 約20%)
以上、環境センターツアーのレポートでした。
これまではさっぱり気にしていなかった、ゴミの処理という課題。
大体燃やして埋めてるんかなあとか思っていたのですが、とんでもない。
そのことに真摯に取り組んで、常に改善を重ねていただいているので、
ゴミを捨てられる生活ができているんだなあと感じました。
今後は、僕もゴミを捨てるときに気をつけて分配しようと、ハラから思える見学でした。
移住支援センター
物件紹介から交渉、契約、地域への順応支援にいたるトータルサービスを提供。 「こんなところに住みたい」という移住希望者の要望と、「こんな人に来てほしい」という所有者や地域住民の仲介役を果たします。 「これがダメなら、あれはどう?」というような不動産屋さん的な対応はしません。 最適で、最善の組み合わせを実現するため、一件一件に時間をかけます。 家探しには忍耐が必要です。その忍耐力をお持ちかどうかも、マッチングの大きな要素となります。
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