まちの畑は、食べることにつながっている
農と食文化2019年7月31日
本記事はイン神山内の「ほぼ月報」という枠組みの中で執筆しました。2019年〜2021年までは神山つなぐ公社が「まちの様々なプロジェクトのいま」を、2022年以降は神山つなぐ公社とグリーンバレーで「神山に関わるみなさんと共有したいまちのできごと」をお伝えしています。
2019年6月〜7月の「フードハブ・プロジェクト」の活動の中から、筆者が心惹かれたことを紹介していきます。
かま屋の小話:6月より「誕生日デザート券」も発行されています。「お誕生日の方とお連れ様1名にデザートセットをプレゼント」と記載あり!どーん! お誕生日が待ち遠しく、誰かと一緒にお祝いしたくなっちゃいます。*神山町にお住まいの方が対象
フードハブの有志メンバーで進めている「米山分けプロジェクト」もスタート。草抜きをせっせとやり、田んぼをトラクター耕し、田植えは手で植えるやり方。「お米は山分けする予定ですが、米づくりにかかる費用は参加者の自己負担」とのこと。互いに持ち合い支えあってつくる、お米は美味しいだろうなあと思うんです。
この時期に見られる神山の風景の一つに、米作りや風に揺れる麦の姿があります。今年もつなぐ農園で育てている、神山小麦の収穫が行われました。写真は、城西高校神山校の生徒も一緒になって「かま屋」前にある麦畑で収穫している様子です。総量約1トン近くと、昨年に比べ約3割増だったそう。
まちの畑は、食べることにつながっている。新麦を使ったパンが、お店に並ぶのも楽しみです。
フードハブ・プロジェクトの近況や取り組みはこちらから
・『かま屋 通信』2019年6月号 特集は「城西高校神山校のいま」
・『かま屋 通信』2019年7月号 特集は「みんなの炊事場、加工場より」
<執筆:藤本彩>
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