KAIR2022 アーカイヴ

アート2022年11月13日

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投稿者:Art in kamiyama

2022年、2021年と2年続けて延期となっていた「神山アーティスト・イン・レジデンス2022」は11月13日の展覧会最終日をもって無事終了いたしました。
3年振りのKAIR事業は賑やかに交流しながら、充実したプログラムを進めることができました。アーティスト達も後ろ髪をひかれながら無事母国へと帰国いたしました。
ご協力いただいた皆さま、展覧会へ足を運んでいくださった皆さまには心より感謝申し上げます。

《リミナリティ Liminality》Ewa Wesolowska 2022

大粟山アートウォークはKAIR常設作品として、一年を通していつでもご覧いただけます。
昨年度のポーワングによる「森のカヌー」に引き続き、2022年秋には19作品目となるEwa Wesolowskaによる「リミナリティ(Liminality)」が完成しました。
こちらの作品は皆さんに手を加えていたき、変化していく作品となっていますので、ぜひ足をお運びください。
また、頂上へ続く遊歩道には、同じくKAIR2022に参加したLuz Peuscovichの小さな作品も残されています。探しながら散策をお楽しみください。
散策は午前中から昼過ぎ頃までがおすすめです。
大粟山アートウォーク[google map]


ケーブルテレビ徳島でKAIR2022作品展覧会の様子が紹介されました
[instagram
] @kamiyama_air
 


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滞  在  期  間| 2022年9月1日- 11月7日
オープンアトリエ| 10月2日
展    覧   会| 10月30日 – 11月6日, 11月12日 &13日
ア ー ト ツ ア ー | 10月29日
課  外  授  業| 9月15日-10月12日 ※非公開
※都合により、日程は変更になる場合がございます。ご了承ください。
※時間や場所などの詳細については順次こちらのページにてお知らせさせていただきます。


<<KAIR2020/2021招聘アーティスト>>

Luz Peuscovich  (アルゼンチン/スペイン)
1984年、アルゼンチン生まれ。2009年より、絵画に加え、インスタレーションなど様々な分野のアートを展開、他のアーティストとのコラボレーションも精力的に行っている。鑑賞者の五感を刺激し、知覚を広げられるような作品制作を目的とする。
人と自然の関係をテーマに、空間内でのモノと体の交わり、直に触れることで体感する行為や共同制作を通し、自然との融合など社会的なメッセージを持った作品づくりを試みる。
自然素材の入念な収集、星の観察、鉱物をベースにした結晶の育成から発想を得て、実体験型のインスタレーション、コスチューム、仮面(マスクアート)などの作品を制作する。ルースにとって、それぞれの作品はシンボルのようなものであり、参加者が自らの体で体感することにより、新たなモノの感じ方、居住や共有の仕方を模索する体験の場にしたいと考えている。

Ewa Wesołowska(ポーランド)
エヴァ・ウェソロフスカは、空間を通して体の動きを探求するインスタレーションを制作し、身体化インタラクションや、感覚による、瞬間、時間、場所、記憶の認知・理解を検証しようとする。彼女の作品における反復や瞑想的側面や要素は、様々な素材に同じ過程を何度も繰り返し施し、彫刻作品上に痕跡を残したり、作品の中にインタラクティブな場
を設け、その空間を何度も通り抜ける仕掛けにするなど、さまざまな形で見られるが、いずれの場合も、その作品には、同じパターン、同じアクション、同じ願い、同じコンセプトが共通して存在する。
エヴァ・ウェソロフスカの制作活動のベースには心理的時間や認知科学研究への興味があり、記憶、知覚、ある特定の瞬間を残したいという願望などの観点から、存在の痕跡を模索する。その作品は、人の介入の痕跡を残そうとする一方、また同時に、それが不可能であることも露呈する。あるオブジェの痕跡や歴史を保持したいという願望は、逆に、人の
(介入の)欠如を想起させ、すべてを保存するのは不可能だと実感させる。我々は自らの痕跡をとどめようとすればするほど、その欠如や不在を強調することになるのだ。
ポーランド、クラクフのヤン・マテイコ美術アカデミーにて、博士号を取得。2021年に、ストックホルムの王立美術研究所にて、学際研究修士課程を修了、コミュニティの「コモンスペース」を作る際にアートを関与させることの重要性を研究し、その更なる発展の可能性を探った。

Jaime Humphreys(英国)
イギリス出身。神奈川県を拠点に活動している。映像やドローイング、立体作品等、様々な要素で構成されたインスタレーションを通し、人間と自然の関係性を探求している。20年以上日本を拠点にするなかで、日本における自然界と人工的な環境からインスピレーションを得て、人間の努力とその無常さを表現する。林業や地形、石灰岩鉱山など、様々な視点や文脈を軸に、一時的な存在としての表現やプロセスベースの作品を展開する。アジアを中心に、タイ、台湾、中国など国内外で作品を発表。現在、武蔵野美術大学の非常勤講師。

 

 


【終了】

▶︎ KAIR2022 作品展覧会ツアー

日時|2022年10月29日(土)10時出発
*集合時間:9時50分
集合場所|創造の森駐車場
〒771-3310 徳島県名西郡神山町神領西上角239−1
*アーティストの説明を聞きながら作品を巡ります。
→ 詳しくはこちらから

▶︎ KAIR2022 作品展覧会
日程|10月30日 – 11月6日, 11月12日 &13日
日時|10時〜16時
会場|劇場寄井座、大粟山アートウォーク、他
*詳細については、こちらから。

▶︎ オープンアトリエ
開催日:  10月2日(日)10時〜 
集合場所: 9時55分 下分公民館駐車場
〒771-3421 徳島県名西郡神山町下分今井125−3
【要予約】*定員30名 

※申し込み方法など詳細はこちらのページから。

▶︎ アーティスト・トーク|9月18日(日)@7pm @神山サテライトオフィスコンプレックス *9/18(日)に予定しておりました「KAIR2022アーティスト・トーク」について、台風14号接近に伴い、安全を最優先し延期とさせていただきます。
*新しい日程が確定しました*
日時: 9月21日(水) 19:00〜
場所:
神山サテライトオフィスコンプレックス
(徳島県名西郡神山町下分字地野49-1)
参加無料/予約不要

コメント一覧

  • […] KAIR2022 […]

    2022年9月13日 11:53 AM | KAIR2022アーティスト・トーク(9/18) | アート | イン神山 四国・徳島 神山町のありのままの姿を分かちあう

  • […] KAIR2022詳細はこちらへ   […]

    2022年9月26日 11:15 PM | KAIR2022 オープンアトリエ | アート | イン神山 四国・徳島 神山町のありのままの姿を分かちあう

  • […] KAIR2022について ▶︎ 神山町の宿泊・お食事 ▶︎ […]

    2022年10月18日 10:53 AM | KAIR2022 アートツアー | アート | イン神山 四国・徳島 神山町のありのままの姿を分かちあう

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