”てまがえ隊”の第一歩!青梅収穫の報告。
なんでも2017年6月15日
「無農薬の梅を探してます。」
「梅はあるけど、手間がないけん。ようとらん」
という農家さんの会話から、里山みらいが新しく取り組みを始めた「てまがえ隊」
先日、6月8日に第1回てまがえ隊”青梅収穫編”を開催いたしました!
今回は神山町阿川地区にお住まいの藤井さんの園地。
「もう腰が曲がってあかんのじゃ」という藤井さんに代わり、皆で梅の収穫。
みんなの暮らしに沿った時間で、皆ができる範囲を支え合うということで
ポツポツと集まり始めてから、さっそく梅の収穫(笑)
今回収穫する品種は「鶯宿梅」と「シロバナ鶯宿」
香りが高いこの品種は、シロップや梅酒用として使われます!
※無農薬のため、傷モノの梅もちらほら。それでも綺麗に実をつけてくれた梅に感謝ですね。
前垂れという袋状のエプロンを腰につけ、ここに収穫した梅を貯めます。これがいっぱいになるまで、その場で作業を続けれれるので、とても便利!
収穫しながら、園地にある梅の木の違いや、剪定の仕方など藤井さんから教わったり、参加者同士梅の美味しい用途を情報交換したりと、あっという間に午前の部は終了。
午後の部は、ピンクのシャツでおなじみのこの方!
スタッフもびっくりするやる気を携え、ニコライさんが参戦!
やる気もテンションも、パワフルで疲れが見え始めた僕らに元気を分けてもらえました。
おかげさまで、午前も午後も楽しく、作業もはかどり、第一回の作業は無事終了。
”てまがえ隊”という取り組みは
●無農薬の梅が欲しい(購入できない)
●無農薬梅の園地がある。ただ、収穫する(手入れ)の手間がない(収穫ができない)
という状況を、「てまがえ」という名の有志を募り、手が入らない部分を補いながら試行していく予定です。
今回収穫した無農薬の梅は、約150kg。
収穫した梅は、参加者同士で均等に分配し
それ以外は、購入希望者に販売し、売上金を藤井さんへの謝礼と一部事業管理費として充てさせていただきました。
食べる人と作物(果実)を育てる人。
双方を取り巻く人がいて守られる「里山のバランス」を今後どのように保っていけるのか。
大きな課題だと思いますが、
小さな実践の積み重ねと自分たちの暮らしに負担をかけないペースを保ちながらみんなで考えていけたらと思っています。
スタッフの小言ですが、今回園地を管理するにあたり約3反の草刈りをしました。
茅や笹に覆われた耕作放棄地を目にした時は、里山のみらいに後ろめたい気持ちを覚えました。
※刈り取り前の園地(一部)80代のお父さんが一人で管理するのは無理がある広さと雑草。
「手が加わらないと数年でこんな状況になるのか。」と。
しかし、人の手が加わり、草が刈り取られ、石垣が見えたり
広くなった園地で笑顔や、笑い声が響くと梅畑も喜んでいる感じがします。
草刈りも収穫も決して楽な作業ではありません。
けど、みんなで楽しめること、地域の方が喜んでくれる姿は
その辛い部分を和らぎ、新しい可能性を見出す一歩に繋がるはずです。
神山の梅を購入してくださったみなさん。
てまがえ隊に参加してくださったみなさん。
温かく見守ってくださった農家の方々。
ありがとうございました!
里山みらい
里山 みらい
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コメント一覧
もう少し、カッコいい写真 載せてくれぃ・・・! いかん、パソコンの電池が切れそう。 おわる。
2017年6月18日 23:51 | ニコライ
ニコライさん、十分イケてますよ~
2017年6月21日 10:41 | 里山 みらい