池の周りがすっきり!【2020夏の選択除草】
住まい2020年9月7日
台風9号と10号にはさまれつつも、幸い晴天に恵まれた9/5(土)の朝、久しぶりにみんなで選択除草を行いました。
事前予告どおり、メインは「水質浄化池の周り」の緑のお手入れ。皆さんのおかげであっという間にすっきり!気持ちよく風が通るようになりました。(池について詳しくは、お知らせ文をお読みください)
今回の作業は大きく分けて2つ。
①水質浄化池の横のあるきみち
最初に手入れしたのは、池の横の細いスペース。入居者やご近所さんに気軽にお散歩してもらえたら、と思いつつ、しばらくお手入れできないでいるうちに、ヨモギが生い茂って、なかなか歩きづらい状態に…。
まずは選択除草の基本。ヨモギの陰に隠れた小さいものも見逃さずに、繁殖性の高い外来種を根っこから抜きます。(左上から時計回りに、セイタカアワダチソウ、センダングサ、コマツヨイグサ、ヒメムカシヨモギ)
続いて、今はちょっと育ちすぎだけれど、来年以降もおいしい新芽を伸ばしてほしい「ヨモギ」を根元に近いところでバサバサ刈り取っていきます。最後には、抜いた草も刈ったヨモギも、小さく刻んでバイオネストへ投入。
毎回のことなのですが、作業前と作業後の風景を写真で撮っておいて見比べると、その変化にびっくりします!<Before>
<After>
<おまけ:昨年12/14の選択除草のときの同じ場所>
②水質浄化池の中のガマ刈り
事前のお知らせでは、種が実り始めた「ガマの穂だけ」を刈り取るとお伝えしていたのですが、当日が近づくにつれ、徐々に葉も刈れ始めていたので、池から余剰な栄養を取り出すためにも一掃することにしました。
「あるきみち」のお手入れをしている間に、集合住宅の役場側の担当者2人にザクザクと刈り払い機で刈ってもらい…。
刈り終わったところで、みんなでせっせと軽トラに積み込んで、乾燥&堆肥化するため、敷地の隅に運びます。その量、なんと軽トラ3杯分!!
きれいなガマの穂を見つけたら、お持ち帰り用にちゃんと取り置きつつ…。
ガマ刈りの作業前・作業後の写真も、ばっちり撮りましたよ。
<Before>
<After>
あっという間に予定していた2時間が経ち、池の周りもすっきりと整いました。
最後にみんなで記念撮影。
何度も選択除草に参加してくれている方や、初参加だけれどもともと草に詳しい方もいて、抜くべき草・残したい草の判別もばっちり。初めて参加した方に見分け方を教えてくれているのが頼もしかったです。
そしてひそかに嬉しかったのが、大埜地住宅の入居者の方が「最近ヨモギが茂ってしまって、息子とお散歩できずにいたので、きれいになってよかった。また歩きます!」と最後に言ってくれたこと。やってよかった!
11月の鮎喰川コモンのオープンに向けて、コモンハウス棟の周りの工事もぐんぐん進行中。オープン前後に「秋の選択除草」を呼びかけられたら、とも思っています。興味のある方がいたら、ぜひ草を楽しみながら一緒にお手入れしましょう!
高田 友美
静岡県浜松市出身。神戸→東京→スウェーデン→滋賀を経て、神山に移り住みました。神山つなぐ公社では「コミュニティ・アニメーター」として、主に大埜地の集合住宅とすみはじめ住宅から始まるコミュニティ育成を担当。休みの日はノラ上手に励んでいます。
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