哲学カフェin Kamiyama vol.2開催しました
なんでも2020年9月29日
秋の気配が気持ちの良い土曜日の午後、いつも居心地がよくていい感じに人が集まってくる「コーヒーとほんのひろば」。奥の調理室をお借りして第2回目の哲学カフェを開きました。
第1回目より2名多い9名、連続の参加者が5名という人気?の集まりです。
最初に自己紹介がてら、ひと言「最近考えていること」「秋に思うこと」を話してもらったんですが、既にそこからカフェのテーマになるようなお話がいっぱい!
- 大人と子供の違いってなんだろう?
- 秋はなんとなく寂しくなるのはなぜだろう?
- 手放すほどに豊かになれるなあ
- 友達ってなんだろう?
- 秋はポエムで詩的、物悲しさも爽やかさもあって人生を深く考えられる季節
- 秋になったという季節の移ろいを感じると歳をとったなあと感じる
- etc…
そこから触発されて「何をもって歳をとったと感じるのか、歳をとるとはどういうことか」という話がこの日のテーマとなりました。「歳を取る」というとマイナスイメージになるけれど、「歳を重ねる」「経験が蓄積されていく」のだということ。同じ時間でもあっという間に感じる1時間もあれば、ながーい1時間もあるのはなぜだろうと考えたり。年々1年が短く感じるのはなぜだろうかと話したり。人によって何もせずにぼーっとする時間が貴重だったり、それは無理!と思えたり。ミヒャエル・エンデのモモの時間泥棒の話が出てきたり。日本のように平均寿命が長い社会と40代で既に老齢という意識の国との、時間に関する捉え方の違いだったり。
今回もとても豊かな時間が流れました。「答えのない問題について、日頃考えることがない。何か解決したいから考えることがほとんどだから。」というある参加者の意見はなるほどそうなのかもしれないなあと思いました。だから哲学カフェは楽しいのかもしれない。脳の違う部分が動く感じがします。
ちなみに参加者の皆さんにとって、この1時間は「あっという間に過ぎた」時間だったようです。話していた内容を総合すると「自分が積極的に関わって何かをしていた時間」は過ぎるのが早いのかな?皆さんはどう思われますか?
次回もコーヒーとほんのひろばの開催日、14時〜15時で実施します。(10月18日の予定)
気が向いたらふらりと立ち寄ってください。話すのはどうもなあ、という人は聞いているだけでもいいですよ。もちろん話したくなったらぜひどうぞ。
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