山は楽しみが生まれる場所
なんでも2019年11月30日
本記事はイン神山内の「ほぼ月報」という枠組みの中で執筆しました。2019年〜2021年までは神山つなぐ公社が「まちの様々なプロジェクトのいま」を、2022年以降は神山つなぐ公社とグリーンバレーで「神山に関わるみなさんと共有したいまちのできごと」をお伝えしています。
11月の森づくりは、10月に続き竹林の手入れ。山に入り環境を整備されていく様子(こうやってやるんだ、すごい)、美味しそうなカレーを食べている姿を見て、無性にいいな…と思いながらニコライさんの日記を読みました。詳細はこちらからお読みください >> 11月の「森づくり」しました。
この竹や木という植物が、筆者はとても面白いと思っています。木が一つの根を基盤として幹が育ち多くの枝葉ができるツリー構造と、土の中に自在にネットワークを張り巡らせるように横断的につながっているリゾーム構造の竹。組織のモデルや哲学的な話としてもがありますが、惹かれているのはつくる楽しみがあること。
神山町の森林面積は86%、その多くは杉の木で人工林なのですが、神山町の町産材を使ってまちの大工さんが建てている「大埜地の集合住宅」は木の存在をしっかりと感じる住居となっています。杉の木材の材質は、柔らかいけれど冬季には暖かいという利点もあるようです。他にも、曲げわっぱ作家さんがいたり。
竹もたくさんあるので、「何か良い使い方ができないか」と考えていた人たちが、竹の使い尽くしプロジェクトの第1弾として、11月18日(月)、19日(火)の二日間「竹テントワークショップ」を開催(講師は広島にお住まいの南澤さん)。主催された神山メイカースペースの本橋さんが記事で「神山のあちこちで邪魔者扱いされている「竹」を有効活用したいと思いませんか?」と書いているのも、面白い動きだなと思っています。
・当日の様子はこちらから
竹で作ろう!竹テントワークショップ
山にあるものを使って、いろんなものがつながる。時に手入れの大変さや邪魔者扱いされながら。山あいの町にあるものが、暮らしの根幹に生きているのを感じています。
<執筆:藤本彩>
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