「選択除草」を面白がる人たち
住まい2019年10月31日
本記事はイン神山内の「ほぼ月報」という枠組みの中で執筆しました。2019年〜2021年までは神山つなぐ公社が「まちの様々なプロジェクトのいま」を、2022年以降は神山つなぐ公社とグリーンバレーで「神山に関わるみなさんと共有したいまちのできごと」をお伝えしています。
神山で暮らしたいと考えている方に向けて、「神山で暮らす(家や土地の探し方)」のページができました。2019年10月末現在、すみはじめ住宅「西分の家」と「寄井の家」には空室があります。関心のある方は各ページをご覧ください。まずは、まち歩きを兼ねて現地を見学してみることをおすすめします(要申し込み)。
さて、ここからが本題です。住まいのプロジェクトの中には「大埜地の集合住宅」があり、ここには建設中の住居だけでなく小さな緑地が育っている途中です。この緑地も一般的な考えでは、ぼうぼうに生えているのはよろしくない。「草刈り」は、きっちり刈るか抜くべしというところ(おそらく)。
大埜地の集合住宅では、楽しい原っぱを育てることを目標に「選択除草」をしています。この「選択除草」をめちゃくちゃ簡単に言うと「強すぎる草は減らして、ゆずりあっていこう?」くらいの優しい世界観。全てを覆っていくような繁殖力の強い草を、ひとつ決めてはゲーム感覚で抜いていくという。これがやってみると楽しいので不思議です。
この楽しさの側にいる「野にある草や花が好きでたまらない」人、「最初は、興味なかったけど面白いんですよ」と言う人たちの姿が面白い。ある日の選択除草がどんなものであったのか熱弁して教えてくれたり。「クローバーの抜き方はこうするんですよ!」と高揚した声が、今日も聞こえています。
個人的に好きな話の中には、「ふんわりした原っぱ」や地域の植生を活かしながらとか、いろいろあるんですけれど。その辺りは本編にゆずります。
・10/26 みんなで選択除草しました【秋編】
<執筆:藤本彩>
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