いま感じていることが、言葉になるまで

なんでも2019年10月31日

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投稿者:神山つなぐ公社

本記事はイン神山内のほぼ月報という枠組みの中で執筆しました。2019年〜2021年までは神山つなぐ公社が「まちの様々なプロジェクトのいま」を、2022年以降は神山つなぐ公社とグリーンバレーで「神山に関わるみなさんと共有したいまちのできごと」をお伝えしています。

10月はフードハブ農業長の白桃さんを見かけると、話しかけていた気がします。というのも、「つなぐ農園」のすだち収穫のお手伝いに行こうと話していたから。ちょうど台風が続き、天候に合わせ収穫時期を見計ったり、そうこうしていたら発生した台風に備えて…、そして稲刈りに突入!という動きを見聞きしつつ。秋になり天候が落ち着いた頃、町内のすだち収穫や稲刈りを終えているのを見て安堵していました。

町内は国際交流プロジェクトの報告会が、先日の改善センターでの報告会に続き「かま屋」で開催されました。神山には、どこかで学んだことを報告会形式で話す文化が育っているのですが、都度いろんなところで開催されることで変化していくというか。見て感じたことが、少しづつ言葉になっていく過程があって良いなと思いながら聞いています。一緒に行ったわけではないけれど、学びの旅を一緒にしているような感覚もあって(聞かせてもらえることが、とてもありがたい)。

その、かま屋でアルバイト中の高校生、通称「HOPE(鍛くん)」のニューヨーク研修報告会では、アメリカ仕込の“ホープ・バーガー”も登場。彼の師匠であるデイブ(シェフ・イン・レジデンスで神山に1年間滞在していた料理人)を訪ねて、ニューヨークの料理の現場で感じたことなど、『かま屋 通信』2019年10月号特集は、鍛くんの「ニューヨーク研修」に掲載されています。いま感じていることが、言葉になる。そこに、たどり着くまでの時間がきっと一人ひとりにあるんですよね。

<執筆:藤本彩>

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神山つなぐ公社

神山つなぐ公社は、神山町の地方創生の一環で、2016年4月に設立された一般社団法人。「まちを将来世代につなぐプロジェクト」に取り組んでいます。

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