お遍路みちで行く”焼山寺”

しごと2016年2月12日

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投稿者:神山塾 7期生

みなさま、こんにちは。今回は神山塾7期生のなっちゃんがお届けします。

 

四国といえば、お遍路巡礼。

ここ神山町にも12番札所の焼山寺があります。

 

そして思い出すのは、4年前に出会った友達仙人に、

「なつみちゃん、お遍路さんやりなよ。」と強く勧められた出来事。

いつかは行かねばならんと思っていました。

そして今 巡りに巡って焼山寺の麓に住んでいる。

何たる良縁御縁。

本題に入り、鍋岩という地区からお遍路道を歩くこと約2時間。

鍋岩から焼山寺までは、基本登り道ですが

途中では、深い青色の透き通った清流。石畳組みの技術の素晴らしさや植物の凛とした美しさ。

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冬の寒さを超えて春になるのを待つ、梅の木や桜の木々たち。梅は咲いているのもちらほら。

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そして岩の間から根を張る木々の生命力の強さを見ることが出来ます。

 

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道には山の宝物が沢山転がっていました。

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様々な季節で景色の色が変わり、四季の香りを伝えてくれる自然たちを想像しながら歩きました。

春ならぽかぽかの桜のピンク色、夏なら竹の青々とした涼しい色、秋なら紅葉の赤や黄色に色づくさまを見ることが出来るでしょう。

 

 

 約2時間後、焼山寺に到着。手彫りの金剛力士像の迫力に震え、杉の大木の存在感に驚きました。まずは手水舎へ。水が滴たった所には苔が美しく生していました。本堂には自然の霊威を体現しているとされる、金剛蔵王権現が祀られており、覗くと何とも力強い居で立ちをしておられ、こちらと目が合いドキドキました。

また焼山寺からの景色は剣山など四国山脈の山々が広がる眺めは素晴らしく思えます。

 

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帰り道は同じ道を約1時間下り鍋岩まで戻って来ることが出来ます。

車では鍋岩から焼山寺までは15分程で行くことが出来ますが、

四季を感じながらのお遍路道歩きで焼山寺まで歩いてみてはいかがでしょうか。

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※鍋岩には駐車場有り。

※神山町役場から町営バスで鍋岩まで来ることが出来ます。

~あとがき~

“顔の見える昼ごはん。”

焼山寺から降りてきて昼ごはんにしました。

一日の一食だけでどれほどの生産者さんの顔が浮かぶのか考えました。

野菜や調味料の生産者で分かる人の人数を数えた結果。

野菜等生産者9名、調味料生産者4名の顔が浮かびます。

もちろん生産者さんが分からない食材もあります。

私が実家に居た頃と比べるとこれだけ生産者さんを知ることができるのは、

考えられなかったコトです。地元の人のお裾分けやマルシェなどの対面販売などが生産者を知ることが出来た理由なのだと思います。

そう思うと日々ご飯を美味しくいただける生産者さんへの感謝の気持ちでいっぱいになります。

今回は一食に13名の生産者さんが浮かびましたが、これが一生となると何千人?何万人?それ以上?の生産者さんのおかげで命を頂いていると思うと感慨深くなります。

 

告知にはなりますが、3月に阿川にある工房山姥で神山塾主催のイベントをします。企画の一部として生産者さんとお客さんと神山塾生とでお食事会を企画中です。その時に手に入る神山の食材や自分たちが自信をもって説明出来るものでご飯を作りたいと思います。

作ってくれている人と食べてくれている人の顔合わせ。

出会った時に何が生まれるのかとても楽しみです。

次回は、尊敬するまこさんよろしくお願いします。

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神山塾 7期生

野菜大好き♪ 神山塾7期生です☆

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