神山の豆と、パンと、あとなにか|開催中

なんでも2019年1月12日

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投稿者:西村 佳哲

この1月の3連休、1/12〜14。東京・富ヶ谷のルシャレ(ルヴァンというパン屋さんの横にあるカフェ)に、神山町「豆ちよ焙煎所」の千代田孝子さんが店番参加。豆の販売と、あと珈琲を淹れています。東京方面の方々。ゆっくりしに行ってください。
>ルヴァンのブログより
>開店日と時間

以下、1/12に書いたツイート群に少し足したもの:

いつものルシャレの珈琲も美味しいけど、孝子さんの珈琲もいい。人柄もよいので、彼女が東京にいるこの3日間にいろんな人との出会いがあるとよいな。孝子さんはこんな人です。
雛形連載・神山のむすめたち 「顔を見て、言葉を交わしながら“珈琲”をつくりたい」
Photo: Ueta Akihiko

あとこの3日間を含む、1/27までの2週間ちょっと。ルヴァンでは「神山町紹介します、の期間」展を開催中で、四国の山あいにある神山町からいろんなものが届いています。

豆ちよ焙煎所の豆は、ルヴァンスペシャルの深入りや、5種類のお試しパック。その奥にフードハブプロジェクトの「紫蘇の黒糖漬け」「阿波晩茶」、無添加のドレッシング(人参と塩麹)、ルヴァンの塩見さんとつくった「米粉のホットケーキミックス」「生姜シロップ」など。以上は平日撮影の平日モード。

今日を含む連休や週末は、神山の「かまパン」のパンも届いて販売しているはず。普段、ルヴァンにはない「食パン」があります。パン屋さんでよそのパン屋のパン売っていいんでしょうか(甲田さんたち「いいんじゃない?(笑)」)。もちもちしていて美味しい。食べてみて。

昨日寄ったら「人参ドレシッング」や「パンケーキミックス」が一度売り切れていたけど、都度都度補充されているはず。カロリーメイトならぬ「カミヤマメイト」も何種類か届いて、ルヴァン側にも並んでいます。わたしは「紫蘇黒糖味」が好きかな。

フードハブのサイトより〝紫蘇黒糖味は神山のご飯のおとも「紫蘇の黒糖漬け」を生地に混ぜて焼いています。赤じその風味と甘じょっぱさがクセになる美味しさです。〟

去年7月にオープンした「Kamiyama Beer」のクラフトビールも3種類届いていた。お店でも出してもらえます。WOOD LANDERは黒ビールで、これが好きだ!という人多い。その奥のSHIWASHIWA ALEは飲みやすい美味しさで、お酒だめな僕も飲んでしまう危険なビールです。


「Kamiyama Beer」は、アーティストインレジデンスで神山に滞在したオランダのカップルが、数年後に引っ越してきて、旦那さんのマヌス(清らかな人)が「地ビールつくろう」って始めた。昨年クラウドファンディングで協力を集めて、集まって。(>プロジェクトページ

1年前の今頃はまだ頭の中にしかなかったものが、もう地面から生えて、ビールもつくって、それが富ヶ谷のお店にも並んでいるのだから、すごいねえ。(ラベルはアーティストで、マヌスのパートナーのさやかさんが描いている)

ところで神山町はいま、4年にわけて建設中の「大埜地の集合住宅」(賃貸)の、第二期の入居者を募集している。来週末の1/19に東京で翌20日に鎌倉でその説明イベントがあります。

20日夜は、清澄白河の「しごとバー(日本仕事百貨)」で「神山で暮らさナイト」という呑みイベントもあるようなので、飲める人も飲めない人も、引っ越し先探している人は行ってみてください。神山町役場の馬場達郎さんの人柄がお薦めです。私が神山にかかわっているモチベーションのン十%は、彼の存在に由っている気がする。

話をルシャレに戻すと、カウンターのいちばん奥には「大埜地の集合住宅 2019|説明資料一式」の入った茶封筒も置いてあるので、先記イベントに行けない!(けど欲しい)人は富ヶ谷へどうぞ。ちなみに2期募集の〆切は、家族・夫婦用ユニットが1/28まで

単身者用シェアユニットの〆切は、2/22まで。そのあたりの資料一色、入っています。



あとこの集合住宅の近くの小学校の子どもたちに「この工事現場でどんなことが起きているのか伝えたい!」と一念発起した担当者(赤尾さん)が、昨年一年間、手書きで描いて配付していた月イチ「集合住宅だより」もバインドしてあるので、読みたいひと、珈琲飲みながらどうぞ。(封筒には入っていません)

あと、ルヴァンが好きな人たちには是非ページめくって欲しい一冊がドサッと置かれています。今から10年前にルシャレで開催した「10年前・10年後 展」の、オリジナルプリント版。20年前のルヴァンやルシャレの情景に、一枚づつ甲田さんが手書きメモを加えたもの。その頃お店に貼ってあった壁新聞の再録ページも。萌えますよー。:-)

先にも書いたとおり、神山/フードハブプロジェクトの食品群は日々入れ替わります。神山に関心あるけどなかなか時間が…という人、ひとまず胃袋からどうぞ。期間中は「神山プレート」をいただけます。ルヴァンの人たちが「美味しいね!」と言いながら試作してくれた。確かに美味しい。

こちらは「かまパン」のパン職人、笹川大輔さんの挨拶文。

そしてこちらは「豆ちよ焙煎所」、千代田孝子さんの挨拶文。横には神山の4人家族の写真も。彼らの暮らしを通じて富ヶ谷へ届いた豆を、孝子さんのドリップで味わってみてください。読み物もいっぱいあるので、東京の山小屋でくつろいでもらえたら。


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西村 佳哲

にしむら よしあき/1964年 東京生まれ。リビングワールド代表。働き方研究家。武蔵野美術大学卒。つくる・書く・教える、大きく3つの領域で働く。元神山つなぐ公社 理事(2016〜21)。著書に『自分の仕事をつくる』(晶文社/ちくま文庫)、『ひとの居場所をつくる』(ちくま文庫)など。

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