3/15(火) 徳島県ビジネス共創イベント2022
しごと2022年3月17日
こんにちは。GVコンプレックス担当の後藤です。
3/15に、あわぎんホールにて開催された「徳島県ビジネス共創イベント2022」に参加しました。
以下、レポートです。
企業の本拠から離れた所に設置されたオフィスである、サテライトオフィス。
神山町内にも株式会社Sansanをはじめとして、15社がサテライトオフィスを構えています。
徳島県内には90社弱(22.03.15時点)のサテライトオフィスが開設されています。
今回のイベントは
第一部:パネルディスカッション
サテライトオフィスを開設した方によるトーク。左から
株式会社えんがわ 隅田 徹氏(東部・神山町)
株式会社まめぞうデザイン ドウゾノ セイヤ氏(南部・美波町)
株式会社 Fobs 西村 耕世氏(西部・三好市)
神山町からは、えんがわの隅田社長が登壇されていました。
第二部:交流会
パネルディスカッションの登壇者を交えた交流会。企業を越えた交流が盛んに行われていました。
写真を忘れてしまいましたが、寄井商店街のドリームジャック(1F折り紙ギャラリー)の佐藤充さんもお越しでした。(3月の折り紙ギャラリーのオープンデイは19、20日です!)
サテライトオフィスの開設をした企業は、地方進出の利点を大きく2つ挙げられます。
① 人材募集への好影響
② 新規事業の拡大
本イベントでは、②新規事業について多く言及されていました。
地方は産業の衰退や過疎化など多くの課題が喫緊であることから「課題先進地」と呼ばれ、課題解決に対する意識が高い傾向があります。
事業を起こすことのできる人材が、サテライトオフィス開設をきっかけに地方へやってくることで、新規事業が興るというケースが多いようです。
具体的な事業例として、空き家を利用したカフェ・アパレルショップ。お遍路宿以外の宿泊施設の選択肢が少ないことを受けた、ゲストハウス・パブ。地域産業で本来捨てていたモノを利用した、食品製作・雑貨製作…。
地元住民が「当たり前」として見過ごしてきたものの価値や可能性を、新鮮な目で見ることのできる移住者には、チャンスがあるのだと語られていました。
また、地元住民との連携によって新規事業が起こる例も紹介されていました。
神山町の例であれば、
・しずくプロジェクト(キネトスコープ社×金泉製材×宮竹木工所)
・あゆハウス(神山つなぐ公社×城西高校神山校)
・里山みらい(永野裕介 氏×神山すだち農家組合)
・WEEK神山(町民×神先岳史 氏×町役場)
・神山塾(株式会社リレイション×グリーンバレー)etc.
今後も、サテライトオフィスから発展した新しい事業が神山町内に増えるといいな。
フワッとした感想でイベントレポートを締めます。
神山バレー・サテライトオフィス・コンプレックス
神山バレー・サテライトオフィス・コンプレックス(KVSOC)は、「成長するオフィス」。閉鎖された元縫製工場(619平方メートル)を改修したコワーキングスペース(共同の仕事場)です。 神山町で新しいビジネスコミュニティを創造して、地域発の先進的なサービスやビジネスを生み出すことを目的としています。そのために、情報技術、デザイン、映像関連等のクリエイティブ産業の集積を図るとともに、起業家やその支援者、地域住民等との交流を通して、新たな価値の創出を目指します。
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