モノストック、第4回オープンデー開催しました!
住まい2020年10月7日
「モノストック」、第4回目のオープンデーを開催しました。
空き家から出てきた、まだ使えそうなモノを町民の皆さんに見てもらい、必要なモノがあれば持ち帰ってもらう機会です。
空き家の利活用から派生した神山町移住交流支援センターの新たな取り組みです。
<<モノストックの紹介記事はこちら>>
空き家から出るモノで暮らしを豊かに!
https://www.in-kamiyama.jp/diary/47238/
10月を目の前にし、燃えたぎる竈のような真夏の倉庫から一転、
気温のちょうどよい心地いいオープンデーでした。おそらく今までで一番の来場者数。
では、写真多め、当日の様子をどうぞ!
オープンと同時に来てくださった広野に移住されたご家族。お母さんが倉庫を見ている間、お子さんたちが暇そうにしてたのでペンを渡してみました。
↓↓↓
↓↓↓
ボードいっぱいに描いてくれました!
するすると描きたいものを描く子どもたちの感性いいですね。真剣です!
いつも素敵な古道具を持ち帰られる、曲げわっぱ作家の近藤奈央さん。
のぶたか先生と「古い鉄瓶」を吟味されています。
サビを落として復活させてくれるそうです!
最近、上分の方で入居が決まった宮城愛さん。海外から神山に戻って来られました!
新しい住まいで使う炭を選んでいます。
常連のKAIR御一行さま。なかなか珍しい?ピース写真。
10/24(土)から始まる【KAIR2020作品展覧会】で作品を展示するアーティストの阿部さやかさんが、作品の材料として色々持ち帰られました。
どんな作品ができあがるか楽しみです♪
これも欲しいと表現する糸井エリ様(gif)。
これはこれは初来場の粟飯原国子さま。
この大きな火鉢でメダカを飼うそうです!
国子さまによる【唐竿(からさお)】の実演(gif)
ダイナミックです。
むしろの上に広げられた穀物などを、これを振り回して叩くことで脱穀する伝統的手法とのことです。
教えてもらわないと分からないので非常にありがたいです。
何やら珍しい古道具にぞろぞろと集まります。
話を聞いていると、昔の【綿繰り機(わたくりき)】だったみたいです。
実綿をローラーの間に通し、種子と繊維に分離させる機械です。
こちらは阿川で中国茶をやられている杉香庵(さんこうあん)、石田さん。
手に持っているモノ、何の道具か分からなかったのですが、生け花の【水盤】とのこと!
鮎喰川でゲットした翡翠(ひすい)を磨くために使用されるそうです。
いつもありがとうございます♪
倉庫からすぐ近くにお住まいの方も内覧に来てくれました。
のぶたか先生が案内してくれています!
こちらは、大埜地の集合住宅の設計をされている吉田さん。
繭や卵・貨幣などの重さを量る小さな秤(はかり)を試しています。
名前は【杠秤(ちぎ)】。
昔は「貫(かん)=3.75キロ」 、「匁(もんめ)=3.75グラム」という単位で量っていたそうです!
粟飯原 康史さん・国子さんのゲット品をみんなで協力して軽トラに積み込みます(笑)
また倉庫周辺の草刈りもしてくださいました!
積み終わったあとは一服。
おまけ(1)
犬がオープンデー初来場。
おまけ(2)
ゲットにニヤリの糸井エリ様(gif)
【わらいずみ】
電気のない時代、そのおひつを更に保温し、ご飯を美味しくしていた古道具だそうです。お鮨屋さんや老舗の料亭さんなどでは今でも活躍しています。
『わらいずみ』を作る職人さんも高齢化しており、非常に少なくなっているそうです。
(※↑掲載許可いただいております)
「前のオープンデーでもらったモノが役立ってるよー」と報告をくれるのは嬉しいですね。
今回もありがたくご寄付を頂きました。運営費として大切に使わせていただきます。ありがとうございます!
次回のオープンデーは10月24日(土)9:00~12:00を予定しています!
初の休日開催です。ご来場お待ちしております!
【過去記事一覧】
・モノストック概要記事
https://www.in-kamiyama.jp/diary/47238/
・倉庫運用に対する思いなど(ほぼ月報)↓
https://www.in-kamiyama.jp/care/monthy/48007/
↓第1回オープンデー(2020/06/24)の様子↓
https://www.in-kamiyama.jp/diary/48701/
↓第2回オープンデー(2020/07/29)の様子↓
https://www.in-kamiyama.jp/diary/49291/
↓第3回オープンデー(2020/08/25)の様子↓
https://www.in-kamiyama.jp/diary/49893/
移住支援センター
物件紹介から交渉、契約、地域への順応支援にいたるトータルサービスを提供。 「こんなところに住みたい」という移住希望者の要望と、「こんな人に来てほしい」という所有者や地域住民の仲介役を果たします。 「これがダメなら、あれはどう?」というような不動産屋さん的な対応はしません。 最適で、最善の組み合わせを実現するため、一件一件に時間をかけます。 家探しには忍耐が必要です。その忍耐力をお持ちかどうかも、マッチングの大きな要素となります。
移住支援センターの他の記事をみるコメントする
コメントを残す
住まい最新日記
住まい2024年09月04日
空き家のミカタ_vol.9 床下:地面との付き合い方
住まい2024年05月08日
空き家のミカタ_vol.8_2 屋根2:暮らしのかたち
住まい2024年04月18日
空き家のミカタ_季刊地域での連載が始まりました
おすすめ日記
神山日記帳2024年04月16日
【4/10カンボジアで学校と仕事づくり、持続的な場づくりの活動家 加藤大地さん 『かでさん』お話と交流会】を振り返ってみた。
神山日記帳2024年01月15日
大阪・なんばで神山の話をしませんか?【まちを将来世代につなぐプロジェクト 町外報告会】
神山日記帳2023年12月01日
コメント一覧