プロジェクト

highschoolstudent_internship

高校生インターンシップ

高校生が町内の事業所の元で働く体験を通して、自らの仕事観を育み将来のことを考えていくプロジェクトです。
町内の事業所にとっても学生を受け入れる中で互いの相性を確かめ、雇用の前段階での学びにつながっていくことを目指しています。

高校生インターンシップとして働く前に、オリエンテーションを実施し希望する仕事のイメージを具体化するなど、目的の確認・目標設定、社会人としてのマナーを基礎から学びます。

2年生の夏休み期間に数日間、高校生本人が興味のある分野や職業について、まちで働く多様な大人の元で仕事体験を行います。実際に仕事体験をした後、振り返りの時間を設けています。高校生同士あるいは関わる人との対話やレポート作成を通じて、言葉にして伝えることを大切にしてきました。

仕事の現場で「自分がどんなことに心が動いたのか、動かなかったのか」を感じ取り、言葉にすることの積み重ねが、仕事を選ぶ軸になると考えているからです。インターンシップを通じ、体験から仕事観を養い将来について真剣に考える機会をつくります。卒業後も、高校生とまちが緩やかにつなぐことを願っています。

●映像の紹介
・高校生インターンシップ[高校プロジェクト・その4]

 

概要

神山町内では、地域性をいかした様々な学び・教育の取り組みが存在します。保育所・小学校・中学校・高校など、「学校と地域」の連携によるものとして、「食育プロジェクト」「国際交流プロジェクト」「先生みんなでシリーズ」があります。また町民が現在のまちの状況を知る体験型の「町民・町内バスツアー」を開催しています。

町内にある唯一の農業高校である城西高校神山校、神山町、地域の人々が連携した「高校プロジェクト」が開始(2016〜)。これからの公立学校のあり方を再定義する試みを続けています。まち全体をフィールドにした神山独自の授業「神山創造学」(2017〜)をはじめとする地域連携の取り組みを進めています。これからの「環境」と「食・農」をめぐる感性と技術を学ぶ学校を目指し、カリキュラムの見直し等を経て学科再編を行いました。また、高校生の住まいを整備して県外・遠方からの入学生を受け入れています。(2019〜)。