モノストック、第9回オープンデー開催しました!| モノの行方:杉香庵(さんこうあん) 石田さん編
住まい2021年2月26日
モノストック、第9回オープンデー開催しました!
空き家から出てきた、まだ使えそうなモノを町民の皆さんに見てもらい、必要なモノがあれば持ち帰ってもらう機会です。
空き家の利活用から派生した神山町移住交流支援センターの新たな取り組みです。
<<モノストックの紹介記事はこちら>>
空き家から出るモノで暮らしを豊かに!
https://www.in-kamiyama.jp/diary/47238/
久しぶりの平日開催。それでも9時の開始からドドッと。
今回は新たな神山のものづくり職人さんのコーナーが追加されました!
曲げわっぱ作家近藤奈央さんの、曲げわっぱの杉材コーナーです。
毛羽立っていたり傷がついていたりするので曲げわっぱに使うにはちょっと、、、という材だそうです。
見た目でほとんど分からないくらいキレイでした。
底の丸いのは鍋敷きに良さそうです!
今回は美波町の地域おこし協力隊の方がモノストックの取り組みについて視察に来てくれました。(写真右)
ヒサさんは、阿波銀の粗品マッチがとても懐かしかったらしく、ご満悦
まりこさんとともに煙突の部品や練炭などお持ち帰り!黒板も(笑)山暮らしにうまく使ってもらえそうです!
神山成人大学の「神山の方言と言い伝え」。阿南市出身のぼくでも聞き慣れない方言(神山弁)がたくさん、、同じ阿波弁でも全然違いますね〜
ピストル風の「火打石」?
引き金を引くだけで半永久的に火を起こせます。
これは無人島に持っていきたいものNO.1に認定(笑)
この道具の名前を誰か教えて下さい、、、!
スタッフをしてると、皆さんそれぞれに興味があるモノが違っていて、
「どんな感じで使うんだろう?🤔」と興味津々です。
なので、モノストックから巣立ったモノがどのように活躍しているか知りたくて、行方を追ってみました。
前回は、近藤奈央さん→モノの行方:近藤奈央さん編
今月の特集は、阿川で中国茶専門店をしている杉香庵(さんこうあん)の店主 石田さん。
古いモノが好きだそうで、いつもモノストックを楽しみにしてくれています。 およそ一年半前に借りた古民家をDIYでお店にしたり、家の敷地の崩れた石積みを修復したり、とにかくなんでも自分で直しちゃうんです。
-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-
左右内青年団上等茶器セットと、
(九谷焼の茶器らしいです!)
火鉢一対をゲットして、、
↓
↓
↓
花見茶会を開催!(なんですかこの優雅さ、、)
その日の気分にあった中国茶を選んでいるそう。
玄翁(げんのう) は、自宅の石積み修復に大活躍!
モノストックから持ち帰った直後のサビサビの長柄の刈払鎌は、、、
↓
↓
↓
耐水ペーパーで錆落とし。この刃の重厚感は、おそらく鍛冶屋さんで作られたもの? ※基本、モノストックのモノたちは空き家から出てきたままを保管しております。使用前は石田さんのように不具合を直して使用してくださいね☆
こちらの手斧もサビサビなので、、、
↓
↓
↓
しっかり錆を落とします。
薪割りテスト。 毎日、薪でお風呂を炊いているとのことなので、活躍してくれそうです!
石田さんは古物商もやられているので、目利きができます。
「職人さんがいなくてこれはもう作れないよ」とか「これは東京では高値で取引されている」とかよく色んなことを教えてくださって勉強になります。
価値のあるモノを全て持って帰るのではなく、いつもご自身の暮らしに必要なモノを厳選して持ち帰って、再利用されています。
石田さん、ご協力ありがとうございました!
他にも「こんな感じで使っているから記事に載せてもいいよ!」という方、ご連絡お待ちしております。
次回のオープンデーは3月21日(日)9:00~12:00を予定しています。
この日は「コーヒーとほんのひろば」のイベントもあるので、そちらもぜひ! ご来場お待ちしております。
【過去記事一覧】
・モノストック概要記事
https://www.in-kamiyama.jp/diary/47238/
・倉庫運用に対する思いなど(ほぼ月報)↓
https://www.in-kamiyama.jp/care/monthy/48007/
↓第1回オープンデー(2020/06/24)の様子↓
https://www.in-kamiyama.jp/diary/48701/
↓第2回オープンデー(2020/07/29)の様子↓
https://www.in-kamiyama.jp/diary/49291/
↓第3回オープンデー(2020/08/25)の様子↓
https://www.in-kamiyama.jp/diary/49893/
↓第4回オープンデー(2020/09/24)の様子↓
https://www.in-kamiyama.jp/diary/50493/
↓第5回オープンデー(2020/10/24)の様子↓
https://www.in-kamiyama.jp/diary/53640/
↓第8回オープンデー(2021/02/16)の様子| モノの行方:近藤奈央さん編↓
https://www.in-kamiyama.jp/diary/56980/
移住支援センター
物件紹介から交渉、契約、地域への順応支援にいたるトータルサービスを提供。 「こんなところに住みたい」という移住希望者の要望と、「こんな人に来てほしい」という所有者や地域住民の仲介役を果たします。 「これがダメなら、あれはどう?」というような不動産屋さん的な対応はしません。 最適で、最善の組み合わせを実現するため、一件一件に時間をかけます。 家探しには忍耐が必要です。その忍耐力をお持ちかどうかも、マッチングの大きな要素となります。
移住支援センターの他の記事をみるコメントする
コメントを残す
住まい最新日記
住まい2024年11月26日
空き家のミカタ_vol.10 分解者シロアリ
住まい2024年11月26日
モノストックの日々
住まい2024年10月11日
大埜地住宅の入居者を募集中!
おすすめ日記
学び2024年10月07日
「中3の自分の選択は間違ってないよ」って胸を張って言える/あゆハウス通信Vol.27
学び2024年09月11日
普段、神山でできない体験をしよう!/助っ人大学生
神山日記帳2024年04月16日
コメント一覧
ピストル型の道具は確かガス溶接、ガスバーナーに火を点ける道具だと。
2021年2月27日 12:34 | 杉本哲男
コメントありがとうございます!そうなんですね、そんな工業的な道具だったとは!
2021年3月4日 14:47 | 移住支援センター